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300点の人と400点の人の違い

執筆者の写真: hikousengifuekimaehikousengifuekimae

こんにちは、RAN進学塾です。

今回は中学生の定期テストで300点くらいの人と400点くらいの人の違いについて書きます。



中学校の定期テストで300点~350点くらい取るのは簡単なことではありません。

実際これくらいの点数がとれている人は毎日に1~2時間かそれ以上の勉強を継続している人が多いです。

テスト範囲の暗記事項はほとんど答えられるようにしていますし、計算問題もワークに乗っている問題はしっかりとできるようにしています。


勉強量でいったら400点以上の子とあまり違わないように感じます。



しかし・・・


これだけしっかりと勉強してなぜ300点くらいなのでしょうか。

400点くらいの人は何が違うのでしょうか。



これまでの経験から、これは勉強量や知識量の差の問題ではないと思っています。


違いをあえて言語化するなら、洞察力・類推力・教養 といった言葉を当てたいと思います。



例えば以下の社会の問題を見てください。




ヨーロッパの西を流れる海流は暖流か寒流か、また流れる向きはどちらかを答える問題です。


300点くらいの人は知らない=わからないとなりますが、400点取れる人は知らなくてもこのように考えます。


まず暖流か寒流かですが、ヨーロッパの気候を考えると緯度の割に温暖なので暖流である。

そして暖流は南からくるか北からくるかでいえば、暖かい南からくると考える方が自然。


ということで正解はウと推測することができます。




つまり300点の人と400点の人はワークに乗っている問題が解けるのは同じですが、ワークに乗っていない、知らない問題に対するアプローチが違うのです。

これと同じようなことがすべての教科で発生しています。



そこを理解せずにワークを完璧にしようとする勉強だけでは、400点に到達するのは難しいでしょう。



ではどうしたらこうした洞察力・類推力・教養 的なものが身に付くのでしょうか。



これは実は難しい問題で、即効性のある方法はおそらくありません。

ですが向上心のある人は以下のことを心がけて勉強してみましょう。


1常になぜという疑問をもって勉強する。

なぜ〇〇の定理は成り立つのか?

なぜ〇〇県は〇〇の生産量が多いのか など

理由を知ることで応用がききます。



2難しい問題に取り組む

分からなかったら答えを見てもokです。まずは自分で考えることが大事です。



3自分なりの解釈をする

勉強していて大事だと思ったことは、自分なりに解釈して納得しましょう。

例えば信長が鉄砲を使った戦いは長篠の戦いですが、鉄砲だから長いんだな みたいな感じです。



一言で言うと暗記だけの勉強ではなく、自分で思考しましょうということです。

400点以上取る人は無意識のうちにこういう勉強をしてますね。

勉強の参考になれば幸いです!


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